オリジナル小説サイトです。新刊書籍 王宮書庫のご意見番 恋するきっかけは秘密の王子様 発売中  異世界の本屋さんへようこそ! 全3巻 & 既刊 愛してると言いなさい全4巻 アルファポリス様より発売中です。よろしくお願いいたします
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 こんにちは、安芸です。
 いよいよ? イギリス旅行記も最後です。
 長いので、お時間のある方のみご覧ください。
 観光4日目、最終日です。
 今日は8時半から入場できるセントポール大聖堂から巡ることに決め、やはり6時半起床。地下鉄で移動して、大聖堂の近くのパティスリーで朝食をとりました。焼き立てスコーンとエッグタルトとシナモンシュガーのパン。連れはレモンとハーブのジュース、私はカプチーノ(カップが大きい!!)。これまた絶品! スコーンはバターたっぷり、中にカスタードクリームがつまっていてカロリーも高いだろうけど甘くておいしー! 幸先のいい一日の始まりです。
 と、思いきや。

 大聖堂が開かないよ!? 入場時間になっても、なぜに!? 待たされること15分。ロンドンパスが使えるかと思いきや、使えず、割引はきいたけど、あれー? な感じのまま中へ。
 うわ、すごい! ウェストミンスター寺院とはまた違う天井の魅力に脱帽です。金をちりばめたモザイク画が壮麗な天井です。ラッキーなことに生のオルガン演奏も聴けました。私たちが最初の入場者だったので祭壇も見学できました。あとから子供たちのスクール見学がやってきたので、私たちが祭壇を出た直後に扉が閉められたので他の見学者の皆さんは遠目からしか見るのがやっとのはず。ギリギリセーフでした。

 次に向かったのは、ロンドン塔。
 おどろおどろしい展開が待つだろう期待に胸を膨らませてロンドンパスを使用し、入場。
 が、あれ……?
 あ、あれ……?
 まわれども、まわれども、そんな場所はなく。解説を聞けば、ロンドン塔に収監された数は多くとも、死刑執行されたのはほんの数名とのこと。じゃあ、ロンドン塔を囲む血の花池の装飾はなんだったんだよー! と不勉強ながら怒り心頭。笑。
 なんとなくがっかりしたまま、ホワイトタワーの一角、ジュエルハウスへ。
 ここには世界最大級のダイヤモンドが収蔵されている模様。撮影不可という残念な心地で進みました。
 中は薄暗く、英国の歴史が流れるモニターを横目に先に進み、ゆっくり動くエスカレーターに乗ると、最初に目に飛び込んでくるのが王笏。金とルビーと巨大なダイヤモンド。ぎらっ、と光りました。薄暗さの中、ほのかなライトの中に浮かぶダイヤモンドはこれが本当に本物か!? と疑いたくなるほど大きくて、思わず4往復しちゃいました。この王笏を最初に、ずらりと歴代の王様の王冠がガラスケースの中に並びます。それぞれ、ダイヤモンド尽くしだったり、ルビーやサファイア、エメラルドといった色とりどりの宝石がちりばめられていたり、金ぴかだったりと、色々で、どれも非常にきらびやか。
 奥に進むと、宝剣、黄金の聖水盤、金のローブなど、もう黄金尽くしで庶民の金銭感覚では計り知れない価値のあるものばかりが並びます。お金って、あるところにはあるんですね……。すごいよ、さすが大英帝国だよ……。
 総じていうと、ロンドン塔にはがっかりしましたが、このダイヤモンドならびに宝物群には圧倒されました。入場料に見合っているかと聞かれれば、疑問が残るところですが……。

 疲れたので、一休み。
 街中のスウィーツカフェで、スコーンをいただきました。本当は英国式の三段重ねのアフタヌーンティーセットにチャレンジできればよかったのですが、お腹の余裕がなく、スコーンとなりました。でもこれが大当たり!! 
 三つのスコーンにたっぷりのカフェ、連れはティーポット(容量はカップ三杯分)、ジャムは6種類、クローデットクリームがたっぶりついていて、おいしーい! これで二人で支払いが7£。うん、お値段分の価値がありました。

 体力回復し、次はルーベンスの天井画があるバンケティングハウスへ!
 延々と歩いて到着したのに、プライベートのプレートがかかった立て札が。嫌な予感……。
 プライベートパーティのため、お休みー!? 
 せっかくここまでやってきたのにー! 連れと怒り狂い、こんな気持ちのまま聖地(大英博物館)へは行けないと急遽、バッキンガム宮殿へ。クイーンズギャラリーを見て気を取り直そう、と思ったのに、まさかの入場制限が! またまたがっかりして、やむを得ず、隣のロイヤル・ミューズへ。こちらはとても空いていました。
 ロイヤル・ミューズは王室の厩舎。公用の馬車や車が見学できます。
 私は車には興味がなかったので、馬車だけ見学しましたが、腐った気分など吹き飛びました。
 素敵!!
 数々の馬車が展示されているのですが、どれも惚れ惚れするほど美しい。派手な装飾のものもあれば、控えめだけど気品があり、優雅で華麗です。
 その中でも250年ほど前に作られた、黄金馬車! 木製に金メッキを施し、8頭の馬で引いても人間の歩く速度がやっと出るほど重い馬車だそうですが、海神ポセイドンや天使、王家の紋章を掲げた馬車は大きくて、立派で、見た瞬間に呆然としました。エリザベス女王が戴冠の際にパレードで使われたそうです。映像でも見ましたけど、実物は迫力。ド迫力。すごすぎるよ。すごすぎて、「乗ってみた―い」なんて迂闊に思えないよ。恐るべし、イギリス。
 
 もう何度目かもわからないほど美にやられて、やってきたよ、大英博物館!
 でも17時半クローズのため、残された時間は3時間余り。ここでもナショナルギャラリーと同じ戦法をとることに決定。
 とりえず、見て回る! それから気になった展示物に戻る! よし、行くぞ!!
 まずは、ロゼッタストーンから! ガラスケースに入ってました。肉眼でも3種の文字が刻まれるのが確認できました。
 結論からいえば、急ぎ足でまわっても、一周するのがやっとで気になった展示物に戻る時間はありませんでした……。
 なにせ、広い! そして展示物が見事すぎる! なにあれ、現地でも見られなかったものがここにあるよ!?
 エジプトのファラオの木棺なんてぜーんぶ、ここに並んでいるんじゃないかー!? と疑いたくなるほど、ガラスケースの中に収まっていました。彩色もあざやかに残っている素晴らしいものが。そうか……本当に素晴らしい展示品はここから動かないんだ。考えてみれば当たり前かも。移動先でどんなトラブルがあるかわからないしね……。
 アッシリアの遺物の前では足がすくんで動けませんでした。なにあれ。復元力もすごいけど、どうやって運んできたの!?
 古代遺跡大好き人間としては、複雑な気持ちです。現地でもお目にかかれないものが、どうしてここにあるの……。
 とはいえ、大切に大切に保存されているので、これはこれでいいのか、とも思えたりして。ますます心境は複雑。
 大英博物館は、ゆっくりじっくり見たい。時間はいくらあっても足りないでしょう。

 でもクローズが早すぎるよ!! 
 17時半には閉館。外はまだ明るいので、中は見学できなくてもいいから、テンプル教会へ行こうと決めて向かいました。
 夕闇が迫る中、門を通り、インナー・テンプル敷地内にあるテンプル教会へ。
 映画『ダウィンチ・コード』で一躍有名になった教会です。案の定、扉は閉まっていましたから外観だけ。思ったより古く、立派でした。中が見学できないのは本当に残念です。次こそ見たいな。
 
 疲労困憊の身体を押して、ホテルに帰還し、部屋に入るなり眼に入ったもの。ベッドの上にひらりと乗せられた、一枚の紙。
 またしても、嫌な予感……。
 で、予感的中! エールフランスがまた飛ばない!! ストライキ続行中のため、航空会社変更、更に搭乗時間が1時間早まるー!? ちょっと待て、始発のユーロスターでも間に合わないかもー!?
 連れがホテルの受付に飛び込みました。海外で初めて「Help me!」を使用したそうです。ホテルマンも血相変えた様子に驚いて、親身になって相談を受けてくれたそうです。ありがとう、ホテルマン! おかげで助かりました!
 タクシーの予約時間を早め、始発のユーロスターに乗り、なんとかチェックインし、パリへ。
 パリの空港はストライキ中のため、がらんとしていました。こんなに空いている国際空港を見たのは初めてです。なんだか寂しい。マカロン(8粒で18€というお値段!)とお土産を買って、奇跡的に動いているエールフランスへ搭乗し、一路日本へ。
 待っていたのは、私のトランクがロスト!! という悪夢。
 お土産、満載なのにー!! 資料として求めた各観光地の日本語ガイドが詰まっているのに!! 
 更に、関西国際空港から乗り継ぎで札幌へ向かう便のチェックインが迫っているのに、荷物ロストの手続きを担当してくれた女性の手際が悪く、時間がかかって、結局走る羽目に。チェックインは手続き終了のアナウンス直前でした。やれやれです。

 そして現在、私のトランクはいずこー!? 
 まあ、時間はかかっても出てくるでしょうが(出てきてくれなければ困る)、なにも破損していないことを願います。
 色々トラブルのあった初イギリス旅行ですが、とても楽しかったです。
 蛇足ですが、£は私の日本での両替時は183円。イギリスにいたときに確認したときは198円になっていました。
 そして、ロンドンの物価は高いです。でも安全で、便利。建造物や街並みが美しく、とても好きになりました。
 ありがとう、イギリス! ありがとう、ロンドン!
 ぜひ、また行きたい国です。

 追記。
 エッセイというにはつたない旅行記をご覧くださいました皆様にお礼申し上げます。
 尚、記事のすべてはあくまでも私個人の感想ということをご了承ください。
 ありがとうございました。


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【2014/09/30 07:00】 | 日々あれこれ
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 こんにちは、安芸です。
 イギリス旅行記その三です。
 今回も長いので、お時間のある方のみご覧ください。
 観光3日目。
 朝6時半に起床。はじめてのホテル朝食でしたが、ソーセージが微妙……全体的にいまいちだったのが残念です。明日はホテルではなく、別の場所で食べることに決定しました。食べられる量が限られている上に、時間がもったいない。おいしくないものを食べている余裕はないのです。おいしいものを、食べられるときに食べたい! これ、フリーツアーだからできますね。
 さて、バッキンガム宮殿へ!
 8,9月のみエリザベス女王がスコットランドに滞在されている間のみ公開されている公式諸間の見学が目的です。
 どうしても足を運んでみたかったので、頑張って、日本にいる間にネットでチケットを予約したんです。そのかいがありました! なぜなら、ものすーごい人、人、人! 朝早くから行列です。事前の予約チケットがなければいつ入場できたことか。
 バッキンガム宮殿は、世界でも数少ない実際に使われている王宮の一つなため、ボディチェックが空港並みです。だから余計に入場に時間がかかります。
 翻訳ガイドを首から下げて、いざ公式諸間――ステートルームへ!
 ……豪華!! 
 もう、言葉もないくらい、筆舌に尽くしがたい豪華絢爛さ。眼が点です。なにこれ、すごすぎる。見たことない。私の稚拙な言葉では表現しきれません。天井、床、壁、調度、オールパーフェクト! これでもかってぐらいお金と手間をかけられています。そしてそれが格調高く、金銀ギラギラなのに下品じゃない。美を尽くした細工が施され、柱一つ、燭台一つとっても、優美。扉のノブまで丁寧に細工されて、美しい。暖炉の上のセーブル磁器、彫刻、絵画の間、肖像画、シャンデリア、どれをとってもこれぞ王宮という代物です。
 私が見てきた王宮の中でも断トツです。ぶっちぎりで美の極致です。巨大な鏡の後ろが秘密の通路でここから女王が謁見の間に行かれます、なんて説明を受けなければわからないくらいの隠し扉ならぬ隠し鏡や、ピンク布に金色の刺繍のソファや6年をかけて作られたテーブルや目の覚めるような漆塗りのチェストなど、白の間に足を踏み入れた時は感涙ものでした。白と金で統一されたこの部屋ほど美しい部屋は見たことない……もう泣けて泣けて。
 バッキンガム宮殿は行くべきです。ぜひ。ちなみに、ロイヤル・ミューズの見学もしました。この記事に関しては、また後日。

 脳が眩むようなきらびやかさを堪能し、次に向かったのは、ウェストミンスター寺院。
 ここは、戴冠式など執り行われる場所です。ウィリアム王子のロイヤルウェディングもここで行われました。
 またしても、眼が潰れるかと思いました。
 ……美しい!
 ゴシック様式です。天井が特に細密で、美に対するあくなき追求を骨身に感じました。身廊を埋める彫像群は精巧でリアル。著名人が次々と現れます。戴冠式が行われるに相応しいきらびやかな祭壇、聖歌隊席やオルガン、ステンドグラスなど、いったいどれに注意を凝らせばよいのやら。見るもの、見るもの、素晴らしすぎる。一見の価値はあります。

 美に酔ったまま、ナショナルギャラリーへ。
 ここはトラファルガー広場に面しているので、先に広場のライオンと遊びました。某デパートのシンボルになっているライオンです。でも、数倍巨大! 台座の高さだけで私の頭を越しました。ちなみに私の身長は160です。連れがライオン像に登りました。記念の一枚。私は登りませんでした。だって足が上がらない……っ。そんな高さ、登れるものか! 足台持ってこい!
 気を取り直して、入場料タダという太っ腹なナショナルギャラリーへ。
 ここは時間をかけてはまわりきれないと最初からわかっていたので、腹をくくり、とりあえずざっと見て、気にいった絵に戻ろうという荒っぽい戦法をとりました。結果、それが幸いしました。ゆっくり、じっくり時間をかけていたら絶対無理。広すぎて。絵の数も膨大すぎて。
 私が最後に戻ったのは、レオナルド・ダ・ウィンチの岩窟の聖母とゴッホのひまわり。
 最初、恥ずかしながらダ・ウィンチのものとは気づかず、ふらふらと引き寄せられました。単純に、いいなあ、と思って。好きだなあ、この絵。と作者は誰だろうとプレートの名前を確認して仰天。ダ・ウィンチ!? え、岩窟の聖母!? そ、そうか。これが岩窟の聖母かー! 
 人だかりも納得です。
 名残惜しくて離れがたく、何度も振り返ってしまいました。
 ゴッホのひまわりも同様。こちらはショップでひまわりのトートーバックも購入。16£(1£、私が替えたときは183円でした)。大満足のまま、次へ。

 オペラ座の怪人のミュージカルチケットを即日で購入(3階席左側の中央寄りの席で46£。日本円で約8千円です)できましたので、ご飯を食べて待つことに。
 トラファルガー広場近くのパブでパニーニとフィッシュandチップスをいただきました。どちらもポテトとポテトチップスがてんこもり。なぜかグリーンピース付き。このお店は席を確保し、支払いが先で、お料理はあとで運ばれてくる仕様で、外国人観光客でほぼ満席でした。日本語で注文方法が書いてあったので迷わずに行動できました。外にはメニューしかなかったけど、この注文方法も外に告知されていたらもっと店に入りやすいでしょうに。

 で、劇場がわからず、また道に迷いました。もう笑うしかない。
 今度はお孫さん連れのおじいさんに道を尋ねたところ、何を観るのかと訊かれたので、オペラ座の怪人だと応えると、「It’s Grert!」ととのこと。よし、楽しもう!
 心配していたドレスコードはなかったです。皆、思い思いの格好。私はパンツスタイルで行きました。
 劇場は思ったより狭かったのですが、舞台装飾は割と凝っていて、英語のわからない私でもストーリーを知っているので楽しめました。前半は。夜の7時半から10時までの舞台で、途中15分の休憩があります。この休憩が悪かった。後半、寝オチ。
つ、疲れていたのと、寝不足がたたったためです。「マスカレード」のコーラスの直後から記憶がない……あああ、もったいないことをしました。クリスティーヌの声は役柄とぴったりで美しかったのに! 
 目が覚めたのは幕が降りた直後の「ブラボー!」の歓声。反射的に拍手しました。うう、最後が見れず残念です。今度は体調を万全に整えて来たいです。

 そして近くの駅からさあホテルに帰ろう! と思いきや、謎の地下鉄STOP。なぜ……。
 結局、隣駅まで歩きました。安全だからいいけど。
 ここでロンドンの地下鉄事情もとい安全事情をちょっと説明。
 地下鉄、きれいで時間にもさほど遅延などなく、安全です。東京の山手線みたいな感じです。複雑怪奇のようで、しっかり行き先を確認すれば、山手線より複雑じゃないです。でも結構階段や、移動距離が長い駅もあるため、足の悪い方は不便かもしれません。
 ロンドンの街はびっくりするぐらい安全でした。いえ、大都会特有の危険は常にあるのでしょうけど、夜11時を過ぎて人通りのない裏路地を歩いていてもまったく危険を感じませんでした。スリなどの心配もイタリアやスペインのときほど注意していなくても大丈夫で、大丈夫と感じる自分に驚きました。南米や中東、他のどの国にも感じたことのない安心感があります。
 そして皆、おしゃれ! ラフなのにおしゃれ。スーツやワンピをきっちり着こなし、髪も清潔に梳かして、身なり正しいです。私は暑くて上着をつい腰に巻いていたのですが、誰もそんなことをしていないことに気づいてからはきちんと腕に持ちました。みすぼらしい恰好はしていなかったのですが、次にロンドンにいくときは、もう少しおしゃれに気を遣おう、と思ったくらいにロンドンの人々は身なり正しかったです(……ん? と思うような恰好は観光客が多かったように思えます。あくまで私見ですが)。

 明日は観光最終日。
 本命の大英博物館! そしてロンドン塔とセントポール大聖堂に行きます。


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【2014/09/29 07:00】 | 日々あれこれ
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 こんにちは、安芸です。
 プチイギリス旅行記、2です。
 前回に引き続き長いです。お時間のある方のみ覗いてください。
 観光2日目。
 この日も効率重視でツアー参加です。やはりビクトリア駅下車で集合。ツアーガイドは昨日に引き続き、同じ方でした。赤い傘を目印に待っています。
 今日のお天気は残念ながら雨。駅でザーッ、ではなく、ドバーッと降ってきたときは「うわあ……」と顔面硬直。雨の中の観光は嫌だなあ、とうんざりしていたところ、あれ? 晴れてきた! やったー!
 最初の行き先は、カンタベリー大聖堂。ここはイングランド国教会の総本山で、素晴らしいゴシック様式の建造物です。もちろん、世界遺産。カンタベリー物語でも有名です。そしてカンタベリー大司教トーマス・ベケットが暗殺された場所です。ちなみに暗殺された場所には火を灯された蝋燭が安置されていました。
 天井を支える巨大な柱とステンドグラスが美しく、中にはトーマス・ベケット暗殺の一枚もあります。荘厳な雰囲気の中、静々と見学。大聖堂は大きすぎて、立派すぎて、溜息の連続です。建築家の美への執着と神に対する愛の深さを感じました。
 
 次はリース城。世界で最も愛らしい、貴婦人の城、という愛称で呼ばれているそうです。
 なるほど! 確かにこれは愛らしい――というよりも理想のお城です。広々とした緑の敷地内に湖があり、小さめのお城が湖の中にぽつりと浮いています。花々が咲き乱れる庭園と鳥がはばたく湖畔。お城の中は地味でした。調度品はきらびやかなものはなく、実用と品のよさをうかがわせるものが揃い、修繕がいまいちでした。
 でもお城からの眺めは最高です。
 そして特筆すべきは、個人的にですが、迷路です。庭に設けられた迷路は巨大――と聞いて、これはチャレンジせねばと腕まくりして挑みました。まだ集合時間まで30分近くあるし、大丈夫だろうとなめてかかったのです。
 が、迷った!! 迷いましたよ、真剣に!! 私の参加するツアーは集合時間に10分遅れたら置いていかれるというシビアなツアー規定がありまして。あと10分しかないのに、全然出口がわからないー!? どどどどど、どうしよう!? 頭の中で、『ラビリンス』という映画の迷路場面がよぎりました。まさかの置いてきぼりかー!?
 そこで出会った救世主。もとい、城の職員さん。首から職員タグをさげていたのでわかりました。つかまえて、出口までの道を教えてもらい、バスまで猛ダッシュです。な、なんとか間に合った……! ゼイゼイ。あとから、なぜ迷路の中を職員が歩いていたのか考えてみると、やはり私たちのような迷子を救うためでしょう。だって本当に危険ですよ。声を大にして言います、リース城に来てこの迷路に挑戦しようという勇者は時間に余裕のある時にしてください!!

 ツアーの最後は、テムズ川クルーズです。
 と、パンフではうたっていましたが、これは誇張ですね。本当は水上バス。ふつーに市民の足です。でも快適! グリニッジ(子午線のある街です)からロンドン市内にかけての30分のクルージング。船内に入るのがもったいないので、寒いけど、船の後方のベンチに座りました。少しすると、眼の前に足の長い眼鏡の美形が!! うわ、ラッキー。髪はダークブラウン、恰好はちょっともさいシャツとズボン、一見すると普通なのによく見ると切れ長の眼に鼻筋がすっと通り、手足が長い。優しげで、理知的。これはタキシードを着て櫛で髪を梳けば一流の紳士に変身するだろうなあ、と思わずガン見しちゃいました。だって、物語を書くのに美形は必要不可欠でしょう! 出会ったときによく監視もとい観察しないとね! 
 話がそれました。
 えー、クルーズです。タワーブリッジ、ロンドン橋やロンドン・アイ(巨大な観覧車)、エリザベス・タワー(通称ビックベン)、ロンドン塔などが見物できます。入場観光せず、外側だけ見たいものがあるときにはいいかも。私は乗ってよかったです。思ったよりずっとハイスピードでぶっ飛ばしますしね。

 ここでツアーは終了なのですが、ツアー中に知り合った女性の案内でビックベンのベストスポットへ。夕日が沈む中、ビックベンとロンドン・アイとロンドンバスを含む貴重な一枚をパチリ。うん、絵葉書のような写真がとれました。美人さん、ありがとう。
 
 このあと、何を食べるか、という話になり、散々迷った挙句、通りかかったピザが美味しそうだったのでイタリアンのお店へ。最初に注文と会計、あとは好きな席へ。厚めの生地とチーズがおいしいピザでした。飲み物は明日のことを考えて、お酒は控え、ピーチジュース。健全です。
 まだホテルに戻るには早い時間だったので、急遽、コヴェントガーデンへ!
 店じまいしているだろうなあ、と覚悟の上で行きました。案の定、ほぼクローズしていたのですが、紅茶専門店が開いていたので、お土産にアールグレイを購入。レジのちょっとぽっちゃりなお姉さんの笑顔が素敵でした。ありがとう!
 あとはパブやレストランは開いていましたが、ご飯をたべたばかりでお腹がいっぱいだったため、立ち寄らずに帰りました。

 明日はいよいよ、フリー。ロンドンパスを購入し、オイスターカード(チャージ式のICカードです)も手に入れてます。目的はバッキンガム宮殿! ナショナルギャラリー! ウェストミンスター寺院! できればミュージカルも見たい! 美味しいご飯も食べたい! トラファルガー広場とコヴェントガーデンにも行きたい!
 どこまでこなせるか、旅行記その三に続きます。


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【2014/09/28 07:00】 | 日々あれこれ
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 こんにちは、安芸です。
 ただいまです~。イギリスより、無事? 帰国しました! 
 以下はプチ旅行記です。興味のある方のみご覧ください。少々長いです。
 イギリス!
 正式にはグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国。即ち、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの総称です。
 なぜにこんな基本なことから始めるかと申しますと、今回旅の初日がそのスコットランド独立なるかー!? という選挙の投票日のその日だったからです。反対派と賛成派が拮抗し、どうなる!? という非常にアツい状況。
 知らなかったんですよ!! 知っていたら、そんな日を旅の初日に選ばなかったのに。そのうえ、今回の旅は7日間のフリーツアー。添乗員はおろか空港にお迎えもお見送りもないという厳しい環境。更に、往復の飛行機がストライキに突入したエールフランスという、最初からなんだか先行き不安なままLet’Go! 
 ――というわけにはいかず、はい、飛行機飛びませんでした。エールフランス欠航、急遽、ルフトハンザ航空に変更です。
 トランジットもフランスパリからドイツ。それでもなんとか無事、イギリスのヒースロー空港に到着です。
 快速ユーロスターに乗って、一路ロンドン市内へ。
 そして駅から徒歩5,6分で着くはずのホテルを目指したものの、さっそく迷子になりました。ロストです。うろうろと30分ほども重いトランクを引きずって。結局、途中の教会までホテルマンに迎えに来ていただきました。ありがとう、美形のお兄さん! 
 ホテルの部屋は半地下。急遽旅を決定したこともあって、予算と日程を照らし合わせたらこのツアーしか選べなかったせいもあったのですが、ホテルランクはB。いままでSとAしか泊ったことがなかったので不安だったのですが、うん、Bだった。冷蔵庫とセキュリティボックスがないよ! でもツインのはずがトリプルでペットが一台多いよ! なんでだよ! 広いからいいけど! 贅沢は言わない。これでもイタリアのAランクホテルよりだいぶまし。水、ちゃんと流れるしね!
 でも夜ごはんは日本から持ってきたリーサルウェポンが早くも出番。つまりカップヌードルさ! だって合計13時間以上も飛行機に乗ってそのうえ迷子になって、とっても疲れていたため夜の街を徘徊するHpは0。食べて、寝ました。嘘です。寝ようと思って寝られませんでした。時差ボケで。なにせ昼夜逆転。8時間差。疲れているのに眠れないよ~。ひーっ。

 翌日は、ツアー参加。
 ストーンヘンジ、ウィンザー城、古都バースを巡る旅です。個人で行くには距離があったため、効率を考えてツアーにしました。地下鉄ビクトリア駅で集合。20名ほどの日本人の皆様とご一緒。女性が多かったです。あとは他に20名ほどの外国人の皆様も。まとめてバスに乗り、まずはウィンザー城へ!
 ウィンザー城とは、現エリザベス女王が週末の大半をお過ごしになる城だそうです。お城まで直接列車が乗り込んでいてびっくりですよ。そしてお城のステートルームと教会を拝見させていただきましたが、豪華なこと、美しいことに二度びっくりです。ここはイングランドでも最高の勲章、ガーター勲章の叙任式が行われる場所です。そのガーターの玉座の間や、セント・ジョージ・チャペルは気品高く、数々の騎士の紋章が飾られていて圧倒されました。チャペル内には菊の御紋もちゃんとありましたよ! 天井と壁は色鮮やかな紋章に埋め尽くされ、騎士の旗がずらりと並んでいました。こんなチャペルは初めて見ましたので、感激しました。素晴らしいよ、ウィンザー城! 大好きー!
 でも見学時間が足りない。もっとゆっくり見たかった……!

 涙をのんで、次の移動地へ。
 さあ、いざゆかん、旅の目的の一つであるストーンヘンジへ!! 
 ――と、意気込んできたものの、あれ? ストーンヘンジ、小さい……? いやいやいや、そんなはずはない! きっと遠くに見えるから小さいだけだよね!? 本当は大きいはずだよねー!?
 なぜにこんなパニックなのかといえば、遺跡の周囲にはロープが張られていて近づけず、遠くから見るしかなかったんです。折しも地下神殿遺跡が発見か!? という直後のツアー。観光客はいっぱい。私たちもその人波にまぎれて写真をばしばし撮りました。けど、距離があるためか遺跡の規模が小さく感じられてとても残念でした。草原の中にポツリとある環状列石群は確かにその通りだったのに、絵にはなるのに、でも触れないなんて……っ。
 仕方ないので、草地に腰をおろしてぼーっとしばし眺めました。すると、不思議なことに、いつまでそうしていても飽きません。角度を変えて歩いてみると、なるほど、きれいな円です。次は夏至の日に来てみたいな、と思いました。

 ツアー最後は古都バース。
 ここはお風呂のバスの語源になった街。ローマ風呂を見学。あまり期待していなかったのですが、イタリアのフォロロマーノで見学したときよりもしっかりとローマの公衆浴場遺跡が残っていましたよ! 感激!! ここでもびしばしと観光客まるだしで写真を撮りました。いまでも温泉水が流れているのですが、だだっぴろい浴場の天井がないため水に藻が広がり、水の色は緑色でした。それでも柱などはきれいに現存し、当時の趣を感じさせられました。ちなみにここも世界各国の観光客でいっぱいです。
 街は穏やかでのんびりした空気、遅咲きのバラや紅葉し始めの木々が美しく、石造りの街並みは月並みな表現で申し訳ないですが、風景画のようです。街はカフェやパブ、アイスクリーム屋、お土産屋でいっぱい。アイスクリームと生キャラメルのようなヌガーのようなお菓子を買っていただきました。甘い! おいしい! 路上でギターなどを弾いて歌ったり、芝生の上でくつろいだり、皆が好き勝手にしていて楽しかったです。バース、好きだー!

 こんな感じで終了。
 ちなみにこの日の夕食はなし。なぜといえば、寝不足と疲れすぎで食欲が失せていたのです。夜中までは。夜中にはお腹が空いていたのですが。笑。
 明日はカンタベリー教会とリース城、そしてクルーズが待っています。
 その二に続きます。


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【2014/09/27 12:28】 | 日々あれこれ
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 こんにちは、S様! コメントありがとうございます。
 
 ただいまです~。帰国しました。なんとか無事に。色々ありましたけど。笑。
 その色々は、のちほどプチ旅行記をUPしますので、お暇なときにでもご覧いただければさいわいです。
 東北旅行は感慨深いものがありました……仙台空港に降りて、がらんとした風景を見たときには胸が詰まりました。
 おそらくあの状態でもかなり復興したのでしょうけれど、海岸線すら至りませんでした。ご焼香したいと思って車で行こうとしたものの、通行禁止になって工事中でした。やむなくその場で降りて合掌したくらいです。
 でも、また機会があれば訪ねたいです。
 引き続きよろしくお願いいたします。
 安芸でした。

【2014/09/27 11:25】 | 日々あれこれ
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 こんばんは、安芸です。
 18日より、イギリスへ――ロンドンに行って参ります。フリーツアー、7日間の旅です。
 目的はお城と大英博物館とストーンヘンジ。あとはロンドン塔やバッキンガム宮殿、教会関連、できればナショナルギャラリーやコヴェントガーデン、トラファルガー広場などへも足を運んでみたいと思っております。
 今回は、フリーツアーということでちょっとドキドキ。いままで色々な国に行きましたけど、フリーは初めてです。英語、ダメなのに。でもツアーだと博物館系が超急ぎ足でゆっくり見られないから……そこが難点で。今回は大英博物館がメインなので、頑張ってフリーで申し込みしました。
 日本にはないものを見て、感受性を養うことができればな~と思っております。そしてまた次の物語に生かせれば幸。
 帰国後に、くだらなくも愉快なご報告をできるよう安全に楽しんでいって参ります。
 引き続きよろしくお願いいたします。
 安芸でした。

【2014/09/15 22:51】 | 日々あれこれ
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 こんにちは、安芸とわこです。

 拙作 愛してると言いなさい・番外編~彼方へ~  文庫版が9月中旬発売になります。
 これで本当に完結となります。文庫版特別番外編も収録されております。今回は、愛してる~メンバー総出演です。どうか最後までお付き合いのほどをよろしくお願いいたします!

 以下、ネタバレ含みます。興味のある方のみどうぞご覧ください。
 
 愛してる~2巻の番外編収録タイトルは『午後の秘密』。紅緒とリゼとジークウィーンとゲストによるラブコメです。
 愛してる~3巻の番外編収録タイトルは『決行前夜』。リゼの独白がメインで進行し、紅緒、ルシターによる本編補完のエピソードです。
 愛してる~番外編の収録タイトルはまだ申しあげられないのですが、愛してる~メンバー総出演です。本当にラストなので。笑。いつも通り、愛してる~らしく締めくくれたのではないかと思います。

 文庫版は文芸書版と比べてタイトルのカラーと帯が一新されております。私はどちらも好きです。編集様が頑張ってくださいました。ありがとうございました。
 愛してる~を書き始めたときは、書籍化し文庫化されるなんて、まさかこんな未来を想像しておりませんでした。そればかりか、新刊の書き下ろしのお話までいただいて、順次刊行されるとは身に余る幸せなことかと思います。
 新刊 異世界の本屋さんへようこそ! も皆様のおかげで2巻目。物語はあと少し続きます。愛してる~と合わせてお付き合いいただければ嬉しいです。

 いつも応援くださる皆々様に感謝いたします!
 引き続きよろしくお願いいたします。
 安芸とわこでした。


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【2014/09/03 16:57】 | 愛してると言いなさい
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