オリジナル小説サイトです。新刊書籍 王宮書庫のご意見番 恋するきっかけは秘密の王子様 発売中  異世界の本屋さんへようこそ! 全3巻 & 既刊 愛してると言いなさい全4巻 アルファポリス様より発売中です。よろしくお願いいたします
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新刊 恋するきっかけは秘密の王子様

ネタバレなしの、ゆるふわ小話。
おまけ其の一

レジーナブックス公式サイト番外編小話『全おごりの宴会、翌日』Upされました。
*人物紹介に記載されている肩書きを公開しました。
<< 前の話


団員1 「どーも。ここより先は騎士館の酒場から、我々騎士団員のみでお送りしまーっす」
団員2 「筋肉自慢な男たちの飲み会でーす」
団員3 「絶賛彼女募集中でーす。って、ちょっとちょっと、勝手に俺ら喋っていいわけー? まーた副団長の雷が落ちるんじゃねぇのー?」
団員4 「その辺は抜かりないって。今日は、副団長は団長と一緒に例の件で出張中なんだよ」
団員5 「……例の件?」
 T  「『恋するきっかけは秘密の王子様』のアフレコ、じゃなくて、本の紹介するために挨拶に出かけてる。はあ、いいなあ……あの可愛い彼女も一緒なんだよなあ……」
団員1 「不毛な横恋慕野郎一名様ご案内お願いしまーす」
団員2 「未練たらたら片思い街道爆走中のお客様いらっしゃいませー」
団員3 「おまえら鬼だな」
団員4 「いやいや、見込みのない恋は諦めるに限るって」
団員5 「……相手が副団長では勝ち目がない」
 T  「彼女こそ俺の運命の人だと思ったのにぃ」
団員1 「まあ飲め」
団員2 「そうだ、飲んで忘れよう」
団員3 「今日は俺たちのおごりだ」
団員4 「おごりと言えば、この間、副団長と団長におごられたんだって?」
団員5 「……まあな」
 T  「出会いが、出会いが足りないいいいい」
団員1 「もれなくスクワットと腕立て伏せのダブルコンボしごき付きだったけどな」
団員2 「また筋肉増えたよな」
団員3 「また腹筋割れたよな」
団員4 「おまえら災難。あーよかった。俺、その日、夜勤だったんだよな」
団員5 「……俺は副団長のしごきなら耐えてみせる」
団員1 「筋肉増量希望者様お見送りお願いしまーす」
団員2 「はーい、冷○可○副団長の愛の奴隷様お気をつけていってらっしゃいませー」
団員3 「うははははは」
団員4 「しかしうちの副団長ときたら、ほんと、見た目詐欺だよな。あんな優男風でどれだけ腕っぷし強いんだよ。俺ら束になってかかっても敵わないって、おかしくね?」
団員5 「……副団長は、努力家だ」
 T  「俺もめちゃめちゃ可愛い恋人が欲しいよう」
団員1 「飲んどけ」
団員2 「飲んどけ」
団員3 「マスター! こっちボトル追加よろしく」
団員4 「あと団長も。いつも飄々としてなに考えてるかわからない顔して、なんであんなに強いわけ。俺らが鍛錬でくたびれきってんのに呼吸一つ乱さないって、人間じゃなくね?」
団員5 「……超人」
 T  「ぐー」
団員1 「早ぇな、おい。もう潰れたのか」
団員2 「いい、いい。寝かせとけ。酒飲んでぐーすか寝たら、失恋の痛みなんて忘れるって」
団員3 「いくらアホの子Tでもこの程度の酒量じゃヤケ酒にもならんだろう」
団員4 「だよな。よし、じゃあ仕方ねぇから、Tには俺の彼女の友達を紹介してやる」
団員123「ちょっと待ったあああああっ。彼女の友達、俺たちにもぜひ紹介してください!」
団員4 「うおっ、びびったあ。おまえら、眼がまじ。怖ぇよ」
団員1 「俺たち親友だよな」
団員2 「幸せは皆で分けないと」
団員3 「彼女の友達って美人?」
 T  「……おぇっぷ」
団員5 「……T、大丈夫か」
 T  「うぃー。だーいーじょーぶーううううぐぇぇぇぇ(キラキラキラキラ)」
全員  「うっぎゃあああああ」



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【2016/05/31 14:04】 | 恋するきっかけは秘密の王子様
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新刊 恋するきっかけは秘密の王子様

ネタバレなしの、ゆるふわ小話。
最終回

公式サイト人物紹介&試し読みopenとなりました。
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A 「次は僭越ながら私が失礼します。N様の家○であり○者を務めております、Aです。遅ればせながら作者に代わりまして、読者の皆様にお礼申し上げます。このたびは皆様方のお力添えにより、新刊書籍の発売を迎えることができました。これも日頃より皆様に応援をいただいているおかげです。この場をお借りし、心より感謝致します。ありがとうございました。また今後とも、変わらずお付き合いいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます」
B 「……日頃の寡黙さを思えば別人だな(感心)」
R 「(奮い立つ)B様、私たちも続きましょう」
B 「よし、やるか」
R 「はい! 最後になりましたが、〆の挨拶をさせていただきます。ヒロイン役のRです」
B 「ヒーロー役のBだ」
R 「『恋するきっかけは秘密の王子様』は、それまで接点のなかった私たちが、ある日届いた書状による勅命から始まる物語です」
B 「互いに心の距離を縮めながら信頼を深めていき」
R 「徐々に関係が親しいものになり」
B 「物語の最後には――(Rをチラリと見る)」
R 「(焦る)さ、最後は、ぜひ読者の皆様ご自身の眼で確認していただければと思います!」
B 「……首を洗って待ってろよ?」
E 「うわ、Rさんがものすごく赤い顔で黙り込んだ。うーん、決定的瞬間が見られなくて残念」
M 「E殿がご希望ならば、生で見た私がこっそりとお教えしましょうか」
B 「○長」
M 「はいはい、了解。申し訳ない、E殿。Bから口止めされてしまいました」
A 「R様、ご○○様とAN様が戻られたようです」
AN「Rねーちゃん、ただいま! ちゃんとNにーちゃん、送ってきたから」
N 「ただいまー、R×2。あれ、顔が真っ赤。なにかあった?」
R 「な、な、なにもないよ!?」
N 「ふうん? あのね、作者から伝言預かってきたー」
R 「また? なんて?」
N 「えーと、『恋するきっかけは秘密の王子様』は既刊本よりびっくり設定の少ない話なんだって。異世界トリップ、魔法、チート、そういう素材がないみたい。だから他の物語よりもとっつきやすいかもーって補足しておいてーだって」
R 「うん、わかった。でもNちゃんの説明で読者の皆様にも十分伝わったんじゃないかな」
B 「じゃ、時間もそろそろ迫ってきたし、整列するか」
R 「そうですね。皆、こっちに並んでください。あ、Nちゃん、せっかくだからG×2号も連れて来て」
N 「うん。ちょっと待ってて」
全員「皆様、伏字だらけのお知らせ小話に長々とお付き合いいただきまして、ありがとうございました。これにて終幕とさせていただきますが、最後に一言。これを機に『恋するきっかけは秘密の王子様』に興味をお持ちになられた方がいらっしゃいましたら、お手に取っていただければ無上の喜びです。残念ながら興味を持たれなかった方々も、次回作でお目にかかれれば幸いです。これからも、これまでと変わらず、これまで以上に心を込めて物語を紡いでいきたいと思っておりますので、どうか応援のほどよろしくお願い致します! そして皆様のご多幸を願いまして、結びの挨拶とさせていただきます」
G×2 「ングワッ」

                       ――ありがとうございました!! 安芸とわこ



*公式サイトに人物紹介がUpされ、試し読みができるようになりましたので、頭文字をopenさせていただきます。
 以下です。

お知らせ小話・登場人物

Rールイ・ジェニック
Bーブラッドレー・クラウス
Nーニコラエフ・アール
Eーエイシャ・フレイ
Mーミュゼ・ハーヴェル
Aーアビー・イザヤ
ANーアンジー
G×2ーガーガー号(アヒル)


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【2016/05/30 15:16】 | 恋するきっかけは秘密の王子様
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ネタバレなしの、ゆるふわ小話。
回。

近日中にレジーナブックス公式サイト番外編小話がUpされます。
<< 前の話

A 「お話中、失礼します。いま作者から横入りがありまして、またとない機会だから少々挿絵についても語るようにとのことです」
R 「そうそう、挿絵もね、どれも素晴らしいの。作者は特に挿絵2が好きみたい。私はちょっと恥ずかしい場面なんだけど、NちゃんとM様の表情がすごくいいそうです。B様もキラキラしていて、かれ――か、か、格好いいんですって」
B 「……R、あんたいま『可憐』って言いかけたな? 俺、忠告したよな。失言したら、公開○刑にするぞって」
R 「(ギクリとし、眼を逸らす)B、B様の気のせいです、よ」
B 「ほー」
E 「まあまあ。○○長殿、広い度量をお持ちなら、女の失言の一つや二つ、笑って許すべきなのでは? ちなみに私は挿絵4かな。Rさんがドレスアップして可愛いんだ」
B 「俺のためにドレスアップしたんだ、可愛いのは当然だろう」
R 「ち、違いますよ!? いえ、まったく違うってわけではないですけど、でも、あの、だって」
E 「否定しなくてもいいんじゃない? ほら、二人の初――」
M 「はい、待った。E殿、ネタバレ禁止」
E 「おっと、危ない。うっかり口を滑らせるところだったな」
B 「まあでも、どれか選べと言われたら、俺なら挿絵6を選ぶな」
M 「ああ、あれ。心臓直撃の決め台詞があったね。確か『笑ってないで、もういいかげんに――』」
B 「違う! それはまったく別の話だろうがっ」
A 「懐かしいですね」
M 「ふふ。わかる人にしかわからないネタだよ」
E 「でも裏情報によると、その台詞に匹敵するイチオシ場面らしいけど?」
M 「へぇー。それはそれは。よかったじゃないか、B」
B 「もう黙れ。ありがたみが失せる」
R 「わ、私はなにも聞いていませんから!」
B 「いや、聞けよ!? あんたが逃げてどうするんだよ!」
E 「そうだそうだー」
R 「E、私で遊ばないで」
E 「心外だな。私はいつだってRさんの味方なのに」
A 「ところでR様、差し出がましいようですが、この(作者は愉快と言っておりますが)誰得な『ネタバレなしのお知らせ小話』も残すところあと一話。次が最後のようです」
R 「わ、本当。皆で喋ってたら、なんだかあっという間」
B 「なに、もう終わりだと? R、俺たちまだ挨拶してねぇぞ」
M 「では、お先に。いま画面をご覧の皆様、自己紹介が遅れて申し訳ありません。騎士○長のMです。本物語はベタ満載でありながら、ラブコメあり、シリアスあり。いつも通り、登場人物過多でお送りいたします。どうぞお楽しみに」


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【2016/05/28 22:21】 | 恋するきっかけは秘密の王子様
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ネタバレなしの、ゆるふわ小話。
回。

書籍発売となりました。
<< 前の話


R 「うん。皆それぞれ素敵だけど、作者はAがイメージぴったり過ぎてびっくりしたみたい」
B 「俺とあんたじゃないのかよ!?」
R 「私とB様は最初からほぼ申し分なかったみたいですよ」
B 「そうなのか?」
R 「はい。なんでも作者が私たち全員のモデルを実在の人物を例に挙げてお願いしたそうです」
B 「へー。そうなのか。じゃ、俺のモデルになった奴ってどんな男だよ」
R 「ドイツのモデルさんで、Mさんです。とても美しい男性だそうですよ」
M 「なるほど。では私は?」
R 「ロシアのモデルさんで、Dさんです。目力が強くて凄みのある男性ですって」
E 「ふーん。結構、ドンピシャリだな。じゃあ○長は?」
R 「イギリスのモデルさんで、Rさんです。黒髪の印象的な素敵な男性みたい」
B 「あんたやEはどうなんだよ」
R 「Eは脚線美で有名な世界的名女優かな。私のことは内緒です」
B 「なんだよそれ。教えろよ」
R 「恥ずかしいからだめです」
B 「ほー。実力行使で口を割らされたいみたいだな」
R 「(顎クイをされそうになり、逃げる)さ、作者の一番好きな女優さんらしいです!」
E 「あの可愛い女優さんか。あー、確かにRさんと共通点多そう」
R 「ちなみにAは作者お気に入り映画Tの――」
全員「それは言わなくてもわかってる」
A 「(一礼)恐縮です」
R 「最後にAN君だけど、彼はある映画で作者が理想とする勇敢な子役を演じた方みたいです。以上、人物紹介でした」
M 「ではそろそろ、E殿に引き続き、私も読者のご婦人方にご挨拶しようかな」
E 「男はどうでもいいと」
M 「我々騎士は、女性に跪くものだからね」
E 「○長殿を跪かせられるなら、ちょっと気分いいな」
M 「おや、お相手がE殿でしたら、私はいつでも跪いて貴婦人への礼をいたしますが」
E 「ははは。あいにく、間に合ってますよ。○長殿はとっとと別の花の元へ行かれるとよろしい」
M 「ふふふ。ところがいまは銀色の花に酔わされてしまって、他の花には魅力を感じないのですよ」
E 「その花は迷惑しているようですが?」
M 「そうとは限らないと確信しております」
E 「……」
M 「……」
B 「……(Rの耳元で囁く)○長とEか。意外に合うと思うか?」
R 「……(Bに小声で返す)Eは難攻不落の美人で有名ですから。一筋縄ではいかないかと」


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【2016/05/27 16:00】 | 恋するきっかけは秘密の王子様
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ネタバレなしの、ゆるふわ小話。
回。

オンラインショップカバージャケットが公開されました.
<< 前の話

B 「そうか?」
M 「B、君、なにしたの。念のため忠告しておくけどね、『恋するきっかけは秘密の王子様』は全年齢対象だから。うっかり過ちを犯しましたーなんてあってはならないよ?」
B 「ねぇよ!」
E 「むきになるとは、怪しい」
B 「事実無根だ。言っとくがなあ、俺は遊びで女に手を出したことは、過去一度もない」
E 「おや、意外と誠実」
B 「意外とは余計だ」
R 「でも誠実な人って、いいですよね。私、一途な人って憧れます。父が母に対してちょうどそんな感じで、浮気なんて気配は全然なくて、二人共いつもとても仲がいいんですよ」
B 「俺も浮気はしない」
R 「素晴らしいことだと思います」
B 「だから安心していい」
R 「私を安心させてどうするんです?」
B 「……」
R 「な、なんで睨むんですか」
M 「(肩に手を置く)B、急いては事を仕損じるよ。ここは長期戦で逝こう」
B 「字が違う! 逝ってどうする!? ○長、俺の邪魔をしてるんじゃねぇだろうな」
E 「あっはっはっは」
B 「そこ、のけ反って笑うな」
A 「(流れを無視し)そう言えば、R様、各オンラインショップで『恋するきっかけは秘密の王子様』のカバージャケットが公開されたようですが」
B 「なにっ。R、本当か」
R 「あ、はい、そうです。市街に建つ私たちの勤務先を背景に、私とB様、M様、Eが写ってます」
A 「ご主人様がこの場に不在とは、不幸中の幸いですね」
R 「う……。そ、そうだね。Nちゃんいないから、確実に拗ねていたと思う」
E 「○長はちょっと立ち位置が悪かったんだよね。やや角度が違えば、ちゃんと入ったのに」
B 「だが俺とRはよく写ってるぞ」
M 「確かに、いい画だね。イラストレーター氏のあり子殿に感謝しないと。隠れて見えないが、胸の紋章や私たちの軍服も細部まで丁寧に仕上げてくれたらしいよ」
E 「あとズームアップされて隠れているけど、作者は○○長殿や○長殿の足元のロングブーツがかなり格好良くて気に入っていたみたいだ。お見せできなくて残念だと、大層悔しがってる」
R 「それを言うなら、私たちの制服もそうよ。上着のデザインなんてすごく凝ってるの。勤務先の看板もチラッと見えてるけど、あれも含めて衣装や小物にすごく力を入れてくださって」
A 「まだ未公開ですが、人物紹介も素晴らしいようですね」

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【2016/05/26 11:49】 | 恋するきっかけは秘密の王子様
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ネタバレなしの、ゆるふわ小話。
回。

新緑の季節。ライラックが満開です。


 
<< 前の話



AN「いーかげん放せって、○○長さん」
B 「お、すり抜けたか。やるなあ。どうだ、おまえさえよければ俺がいちから鍛えてやるぞー」
AN「俺はNにーちゃんに鍛えられてっからいーの!」
N 「AN君」
AN「だいじょーぶ、これ以上は喋らないって。それより早くG×2号の散歩に行こうよ」
N 「うん。じゃあ出かける前に僕も皆さんに自己紹介と挨拶をしなきゃ。改めましてNです。僕はRちゃんが大好きです」
B 「おい!」
N 「あ、間違えた。僕はRちゃんとお仕事の仲間たちとAN君と○○長さんと○長さん、それに街の人たちが大好きです。皆、とってもいい人ばかりで、僕は毎日すごく優しくしてもらっています。だから僕も皆のためになにかしたい。僕にできることなんてたかが知れてるかもしれないけれど、なにかあれば声をかけてください。僕はいつでも皆の傍にいます」
R 「Nちゃん……(感動)」
N 「あれ? なんだか話が逸れちゃったなあ。これじゃあ挨拶になってないよねぇ」
R 「ううん、いいの。すごくNちゃんらしい」
AN「でもまとまってないし。仕方ないなあ。Nにーちゃん、最後に読者の皆さんに一言!」
N 「『恋するきっかけは秘密の王子様』は皆でほっこりわいわいしながら、Rちゃんが○○長さんと少しずつ仲良くなっていくお話です。僕、Rちゃんには世界で一番幸せになってもらいたいから、応援するけど……」
R 「『けど』?」
N 「寂しいから、たまにでいいから僕のことも思い出して」
R 「Nちゃん(思わずNをハグしようと手を伸ばす)」
B 「それはよせ(Rの腕を掴んで阻止)」
E 「三角関係発生?」
M 「そんな要素は欠片もない。E殿、Bを無駄に煽らないでくれないか」
E 「はいはい。○長殿はまったく過保護なことで。ああ、○長、いってらっしゃい」
R 「Nちゃん、馬車と荷車に気をつけて! 道を渡るときは余所見しちゃだめよ!」
AN「だいじょーぶ! Nにーちゃんのことは、俺に任せて!」
N 「じゃあ、行ってくるね」
A 「いってらっしゃいませ」
E 「さて、と。では私も遅ればせながらご挨拶といきましょうか。どーも、ご近所アイドルEです。歌って踊れる○塚は目指していませんが、なぜか女性にモテモテ。『恋するきっかけは秘密の王子様』ではロー○神話の○ピドでギリ○ャ神話のエロ○な感じで暗躍、もとい、活躍してます」
R 「そ、そう? なんだか振り回されている記憶しかないんだけど……」
E 「恋愛なんて振り回されてナンボだよ、Rさん」
B 「だったらRを振り回すのはEじゃなくて俺の役目だろう」
R 「B様には十分振り回されていますので! もうこれ以上は色々無理です!(涙目)」


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【2016/05/23 01:52】 | 恋するきっかけは秘密の王子様
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ネタバレなしの、ゆるふわ小話。
回。
登場人物 +AN (&G×2号

小説家になろう様の書報に掲載されました
<< 前の話

R 「よかった、ちゃんと来てくれたんだ。A、AN君をお通ししてくれる?」
A 「はい」
AN「こんにちはー」
R 「いらっしゃい、AN君」
AN「Rねーちゃん、用ってなに。俺、そろそろNにーちゃんとG×2号の散歩に行くんだけど」
N 「あれ、もうそんな時間?」
AN「そーだよ。だから俺が迎えに来たんじゃん」
N 「お迎えありがとう。散歩行く前に、AN君もゴマ団子食べない?」
AN「食べる。いただきます。ところでさ、大勢集まってなにしてんの?」
R 「今度発売になる私たちの本について、紹介しようと思って」
AN「へぇ、そうなんだ。じゃあもしかして俺が今日呼ばれたのもその件なの?」
R 「うん。AN君さえよければ、一言皆様にご挨拶してくれないかな」
AN「喜んで。俺、区○の息子のANです。Nにーちゃんの腹○で、Rねーちゃんにはいつもお世話になっています。『恋するきっかけは秘密の王子様』はRねーちゃんと○○長さんが主役を張って色々頑張ってるけど、他にもNにーちゃんやAにーちゃん、Eねーちゃんと○長さん、もちろん俺も、街の人のためにちょっとでも役立てるよう頑張ってるから、読者の皆さんも応援よろしくお願いします!」
R 「AN君、ありがとう。他の誰よりもきちんとした挨拶だったよ」
B 「……本当だな。まずい、俺たち○歳の子供に負けてるぞ」
M 「そうだね。呑気にお茶をしている場合じゃなかったみたいだ」
E 「さすが、AN君。将来有望な少年だなあ。彼はきっといい男になるね」
M 「……いい男なら、既にE殿のすぐ傍にもいるでしょう」
E 「は? どこに」
M 「……(笑顔)」
B 「○長、その腹黒笑顔はよせ。怖ぇよ」
M 「B、君、少し黙っていてくれないか。さてE殿、折り入ってお話があるのですが」
E 「お断りですよ、○長殿。なにぶん、読者の皆様にご挨拶をするという大役があるのでね」
A 「ご○○様、我々もそろそろ腰を上げましょう」
N 「そうだね。ごちそうさまでしたあ。Rちゃん、おいしかったよ」
R 「ほんと? じゃあまた作ってあげる。あ、Nちゃん、待って。口元にゴマ粒ついてる」
B 「って、甲斐甲斐しく布巾で拭ってんじゃねぇよ! 腹立つなぁ」
AN「男の嫉妬は見苦しいんじゃない、○○長さん」
B 「ほー。生意気言う口はどの口だあ?」
AN「ぶぉうりょくはんひゃい」
R 「B様! AN君を苛めないでください」
B 「苛めてねぇ。これは教育的指導だっての。男はガキの頃に揉まれた数だけ大成するんだぜ」
M 「どうもありがとう」


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【2016/05/13 15:46】 | 恋するきっかけは秘密の王子様
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 新刊 恋するきっかけは秘密の王子様

 ネタバレなしの、ゆるふわ小話。
 第回。
 登場人物 + 
 ゴマ団子にはジャスミンティーが正義だと思います。
<< 前の話


R 「そんなにむきにならなくても」
B 「なんであんたはちっとも動じてないんだ。まさか……その気があるわけじゃねぇよな?」
R 「まさか。私がNちゃんのお嫁さんなんておかしいですから。お母さんならわかりますけど」
N 「うん、お母さんでもいいなあ」
B 「ちっともよくねぇよ! 俺はおまえのお父さんなんて嫌だからな!」
N 「僕もそれは嫌すぎるー」
R 「私もそれはちょっとどうかと思いますけど」
B 「……あんたは嫌がるなっての」
R 「怖いです!」
B 「すまん!」
R 「すぐに謝るくらいなら、そんなに怖い顔で睨まないでください」
B 「悪ぃ……あーくそっ、あんたを怖がらせたくなんてねぇってのに。俺もアホすぎるわ」
R 「そ、そこまでは言ってませんけど。あれ? でもよく考えたら、さっきの話って」
N 「……(ゴマ団子をパクリと口に放り込む)」
B 「……(反応が遅せぇよ)」
R 「……」
B 「……なにか言え」
R 「――っ」
E 「あー、ひどい目に遭った。Rさん、お茶のおかわり……って、あれ、どうかした?」
R 「ななななな、なんでもないから!」
M 「いや、なんでもないという態度では……」
E 「顔、真っ赤。熟したベリーみたいだよ。なになに、色っぽい展開でもあった?」
R 「(勢いよく首を横に振る)E、ニヤニヤしないで」
E 「○長、教えてください」
N 「えーと」
R 「Nちゃんは黙ってて。ゴマ団子、全部食べていいよ」
N 「わあい」
B 「待て、独り占めは許さん。俺にも半分寄越せ」
N 「いいよ。はい、半分」
B 「……おまえ、ほんと、いい奴だなー」
M 「騎士団(うち)では考えられないね」
B 「だよな。こんなうまい餅菓子が目の前にあったら、確実に争奪戦になるぜ」
M 「はい、そこ、本当のこと言わない。騎士団の恥だろう」
A 「ご歓談中、失礼します。お客様がおみえになりました」
R 「お客様?」
A 「はい。AN様です」


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【2016/05/12 11:25】 | 恋するきっかけは秘密の王子様
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Re: 名無し様
安芸とわこ
 こんにちは、名無し様。コメントありがとうございます。
 そして、ご指摘ですが、ありがとうございます~!!
 ひーっ。やってしまった……! 即、修正させていただきました。
 恐れ入りますが、この件につきましては内緒、内緒ということで貝になっていただけると助かります。
 いつも拙作にお付き合いいただいているようで嬉しいです。
 どうぞ今後ともよろしくお願い致します。
 安芸でした。

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 拙作 新刊 恋するきっかけは秘密の王子様 5月末頃発売します。

 一人でも多くの方にお手に取ってもらえれば嬉しいです。
 どうぞよろしくお願いします!
<< 前の話


 昨夜、南はスマートフォンを手に悩んで過ごした。
 由良に電話をかけようか、それともメールを打とうか、どちらも迷惑ではないだろうか。
 彼女なら彼氏に連絡をするくらい、なんでもないことのはず。
 そのはず、なのだけれど……もしかしたら由良は、特に用事もない電話をされるのは嫌かもしれない。由良は受験生だし、勉強の邪魔になるのも困る。お風呂に入ろうとしていたり、寝ていたら悪いなあ、とためらううちにどんどん時間だけが過ぎてしまった。
 
 今日は由良に会えるのかな。手紙は彼に届いたのだろうか。

 そんなことばかり考えて集中力を欠いたまま講習を終えると、南は駅のトイレで身だしなみを整える僅かな時間も惜しみ、<Leviathan(リヴァイアサン)>へ急いだ。
 自然と小走りになる。今日も晴天で、うだるように暑い。直射日光を浴びればたちまち汗が出る。
 真鍮の門が見えて、門前に立ち、小路の向こうの玄関に眼を遣って南は驚いた。

「由良さん!」

 玄関扉の横、由良が人待ち顔で立っている。彼女の声を聞きつけると、こちらを見て柔らかく笑う。
 南はもどかしい心地で門を押し開き、閉めて、パタパタと由良の元へ駆け寄った。

「やあ」

 一日ぶりに見る由良の笑顔が眩しい。
 胸が彼に会えた喜びでいっぱいになり、弾けそうだ。
 自覚はあったけれど、本当に本当に心から由良に会いたかったのだ、と改めて思いながら、南は眼を細めた。
 由良の格好は、フィッシャーマン柄の白のサマーニットに紺のスキニーパンツ、それに焦げ茶のバブーシュを履いている。腕時計だけで、アクセサリーはつけていない。
 今日も爽やかで素敵だ。

「どうしたんですか、こんなところで」
「君を待ってたんだ」

 幼い恋心が刺激される甘い言葉に、南はあっさり赤くなる。

「外は暑いのに」
「うん。でも、少しでも早く顔が見たくて。ほら、昨日ずいぶんと熱烈なラブレターをもらったから、嬉しくてね」
「ラ、ラブレター!?」

 南は『会いたい』を連呼した手紙を思い出して猛烈に恥ずかしくなった。自分で書いた本音とはいえ、あれはちょっとやりすぎた。できることなら取り戻したいくらいだ。
 そんな具合に焦っていると、由良は面白そうにクスクス笑いながら裏庭へ続く小路へと南を促す。

「今日は朝から人が多くて、中に入ると君との時間を邪魔されそうだから、庭でいい? ガゼボに行こう」
「ガゼボ?」
「おいで」

 逆らい難い低い声に一も二もなく従いながら、南は由良の背中を追った。
 緑がこんもりと茂る小路を辿ると、ほどなく裏に回った。そこで眼にした光景に、彼女は思わず感嘆の声を漏らす。

「わあ、きれーい……」

 濃淡の異なる緑の植物が重なり合って広がっている。高低差のある植え込み、緑の葉の隙間から色彩豊かな花々が咲き乱れ、幻想的な空間を生み出していた。
 白い蔦バラの絡む緑のアーチの奥には、円形ドームの優雅な白い東屋が見える。
 由良はそちらに足を向けながらゆっくりと喋った。

「もともとは亡くなった祖母の庭でね、自然をより大切にするイングリッシュ・ガーデンに憧れて造ったそうだよ。緑はギボウシにアイビー、コニファー、ヤマボウシ。カレックスにローズマリー。花は真冬を除いて、年中色々なものが咲く」

 南は眼に留まった花を指して訊いた。直径二〇センチほどの大輪の花で、白地にピンクの筋がスッと入り、凛として綺麗だ。

「この星みたいな薄紫の花はなんですか」
「星?」

 由良がクスリと笑う。肩越しに彼女を振り返り、茶色の眼を愉快そうに細めて言った。

「君の眼には星に見えるんだ」
「お、おかしいですか」
「いいや、ちっともおかしくないよ。とても言い得て妙だ。それはクレマチスのアンドロメダ。花言葉は、美しい心」
「こっちの雪の結晶のような白い花は?」
「それもクレマチスで、サマー・スノー」
「夏の雪なんてロマンチックで素敵ですね! あ、この日陰の花もイヤリングみたいで可愛い」
「それはフクシアのアナベル。花言葉は、慎ましい愛。信じる愛」
「これは? 白い花びらに中心が薄い黄色で、すごく華やか」
「ダリアのムーンワルツ。花言葉は、感謝と豊かな愛情」

 訊ねれば、すぐに答えが返ってくることにすっかり感心して、南は由良を尊敬のまなざしで見つめた。

「由良さん、すごい」
「すごくないよ。ただ祖母と一緒に僕も庭仕事を手伝って覚えただけ」

 彼は謙遜するが、南は首を横に振って言った。

「それでもすごいです。もしかして、お庭の花の名前、全部言えたりするんですか」
「それくらいはね。いまはガーデナーに任せているけど、祖母が元気だったときは僕たち二人で水やりや手入れをしたから」

 そう言って懐かしそうに庭を眺める由良の眼は優しい。たぶん、彼の祖母のことを思い出しているに違いない。
 南は緑の中に佇む由良の姿をじっと見つめた。思いがけず、彼の昔の話を聞けて嬉しい。
 ふと我に返った由良が、「行こうか」と蔓バラのアーチを潜る。彼女も後に続く。

「どうぞ、座って」

 ガゼボはきちんと手入れされていて、とてもきれいだ。中央に白いテーブルと、周囲には白いベンチがある。
 蒸し暑いが陽射しは遮られているし、風が吹けば涼しい。葉擦れの音や緑の匂いと花の甘い香りが盛夏を感じさせて気持ちよく、南はガゼボが気に入った。
 こうして座って緑と花に埋もれた庭を眺めると、おとぎ話の国に紛れ込んだ気がする。

「なんだか妖精の庭みたい」

 由良は南の隣に座り、背凭れに軽く寄りかかって、ある細い木を指して口を開く。

「じゃあ今度、あのサンザシを見張ってみようか。妖精が踊るかもしれない」
「えっ!? 本当に妖精がいるんですか!?」
「どうかな。僕は見たことないけど、祖母は妖精のためにってサンザシやスイカズラ、ハシバミの木を植えていたな。なんでも妖精が好きな草木なんだって」
「うわあ、優しい。妖精のために気配りするなんて、すごく素敵なおばあさまですね」

 亡くなられているとは残念。ぜひお会いしてみたかったなあ、と南が肩を落とすと、由良はつくづくと彼女を眺めて言った。

「……妖精の話を聞いて笑わなかったのは、君で二人目だ」
「一人目は誰です?」
「僕。僕と、君だけ」

 静かな声でそう呟き、由良はより低いトーンで囁いた。

「昔、祖母が……」

 彼が話を続けようとしたとき、突然、第三者の声が割って入った。

「ご歓談中、失礼します。飲み物をお持ちしました」

 現れたのは有馬だった。手に木製のトレイを持っていて、一声かけるなり、てきぱきとテーブルセッティングを始める。

「ダージリンのアイスティーと水菓子はマスカットの白ワインゼリーです」

 アイスティージャグとグラスとガラスの器を二つずつ並べて、スプーンを添える。

「どうぞ冷たいうちにお召し上がりください」
「ありがとうございます、有馬さん」

 南がペコリと頭を下げて礼を言うと、有馬は穏やかな笑顔を浮かべて答えた。

「どういたしまして。由良様、あまり暑いようでしたら中にお戻りください」
「ああ、わかってる」
「それから、こちらもよろしければご使用ください」

 そっと置かれたのは丸い形のカラフルなシリコン氷嚢だ。ピンクとブルー、二つある。
 握ると冷たい。額にあてると熱が引いていくようだ。

「気持ちいいー」
「よかったですね」

 よほどだらけた顔をしたのかもしれない。
 有馬が噴き出しそうになるのを堪えているような表情で、肩を微妙に震わせながら踵を返して去っていく。

「由良さんも、ほら、握ってみてください。ひんやりしてます」

 由良は有馬の後ろ姿をじっと見送り、次いで、南を見た。

「昨日、有馬となにかあった?」
「え?」

 南は氷嚢を頬にくっつけたままキョトンとした。
 由良は少し距離を詰め、彼女の眼を上目遣いで覗き込む。

「有馬があんなふうに笑うなんて、珍しいから」
「そうなんですか? えっと……でも、特に思い当たりません。別になにもなかったですよ。ただ、スマホで写真を一枚撮られたのと、て、手紙を書くようにお願いされたくらいで」

 そう言えば、変顔の写真を撮られて由良に送信されたはずだ。
 できれば消去してほしい、と言いかけたところ、由良に先手を打たれてしまった。

「あの写真だったら、待ち受けにしたよ」

 最悪だ。
 なんでよりによって変顔を撮られてしまったのか、悔やまれてならない。
 ショックを受けて絶句する南を余所に、由良は続ける。

「自然な表情がいいよね。今度、僕にも撮らせてくれる?」

 彼女は自棄(やけ)になって頷いた。

「由良さんも私に撮らせてくれるなら……」
「いいよ。いつでも好きに撮って」
「本当ですか!?」

 俄然、元気を取り戻す。
 彼は南の勢いにびっくりしたようで、一瞬息を呑んだが、すぐに相好を崩す。

「うん。ああでも、外部には流さないでくれる? 自分の写真が自分の知らない人の間で広まるのは、ちょっと気持ち悪いから」
「もちろんです。絶対にそんなことはしません!」

 力んで誓う。
 南があまりにも真に迫っていたためか、由良はおかしそうにくつくつと笑った。

「じゃあ、どうぞ? そうだ、せっかくだから二人一緒の写真も撮ろうか」
「ぜひ!」

 ときめき全開だ。嬉しくて嬉しくて、自分でも気持ち悪いくらい顔がニヤけてしまう。
 彼女はポーチから鏡を取り出して、髪の乱れを整えた。こっそり、リップも塗り直す。

「用意できました」
「よし、撮ろうか」

 南はスマートフォンのカメラアプリを立ち上げて、解像度を上げ、スタビライザー機能をオンにし、ホワイトバランスや露出などを調整した。最後にレンズを拭くのも忘れない。

「えっと、ここは少し暗いので、明るいところに移動したいです」
「背景も映るなら、サマー・スノーの前あたりはどうかな」

 白い夏の雪の花が満開の中に、由良と肩をくっつけて並ぶ。
 頭より少し上にスマートフォンを構えて眼を上げ、顎は引く。緊張して、手が震えた。

「と、撮ります」

 低いシャッター音。
 念のため確認してみると、心配したほどブレていない。それに写りもまあまあだ。言うまでもなく、由良は文句なしに格好いい。
 幸せだ。まるで夢のよう。
 念願の『彼氏とツーショット』だ。
 決めた。これは永久保存して、待ち受けにしよう。
 南がスマートフォンの画面に見入りながら幸福感を噛みしめていると、由良が彼女の手元を覗き込んで微笑む。

「よく撮れているね。その写真、僕にも送ってくれる?」
「はい。すぐに送ります。由良さん、ありがとうございました!」
「こちらこそ、ありがとう。『彼女とツーショット』写真を撮れるとは思ってもみなかったよ」

 嬉しそうに声を弾ませて、彼が少しはにかんだように笑う。
 その笑顔は南の胸を直撃した。心が締めつけられて苦しくなるほど、きれいだった。
 この瞬間を、この彼の笑顔を、一生忘れない――と南はそう思った。


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【2016/05/12 03:23】 | Leviathan ――リヴァイアサン――
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 新刊 恋するきっかけは秘密の王子様

 ネタバレなしの、ゆるふわ小話。
 第回。
 
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N 「はあい。えーと、はじめましてNです。R×2の○○です」
E 「どーも。Rさんの同僚のEです」
M 「Bの○○で騎士○○のMです。E殿におかれましては、今日もお美しいですね」
E 「ははは。減らず口は相手を見て叩くべきだと思いますよ、○○殿」
M 「もちろん、相手を見て叩いておりますとも。ふふふ」
E 「あいにく、自信家と口のうまい男を信用するなと言う家訓で育ちましたので、悪しからず」
M 「それはそれは。私はこの通り質実剛健、口下手でして、本当のことしか申し上げられません」
E 「いやいや、どの面下げて冗談をおっしゃる」
M 「ふふ」
E 「はは」
M 「……」
E 「……」
R 「(相性悪そう……)」
B 「E、すげぇな。○長を袖にする女なんて初めて見たぜ」
E 「お褒めにあずかり、光栄。一生袖にしてやる」
M 「B、頼むから火に油を注ぐようなことを言わないでくれないかな」
N 「R×2、僕お腹空いた」
R 「ゴマ団子あるよ。食べる?」
N 「食べるー」
R 「少し休憩にしましょうか」
N 「僕、R×2のゴマ団子大好き。ゴマの香りが香ばしくていいよねぇ」
B 「俺も食う!」
R 「はい、どうぞ。EとM様もいかがですか」
E 「食べる食べる。うん、おいしい。ゴマ団子は熱いのもいいけど、冷めてもいけるよね」
M 「では私も。せっかくなのでご相伴にあずかります」
R 「いまお茶を淹れますね」
E 「このマメさ。Rさんはいいお嫁さんになれるよ」
N 「僕の?」
B 「ぶほっ」
E 「うわっ。○○長殿、汚い!」
M 「これで拭いて。Bの不始末をお詫びします。服が染みになるといけない、洗いに行きましょう」
E 「いや、別にあなたの付き添いはいりませんって」
M 「さ、立って」
B 「げほげほ。ちょ、待て、N。なにをどさくさに紛れて――」
N 「冗談だよ。○○長さん、焦りすぎ」
B 「おまえの冗談は心臓に悪い!」


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【2016/05/11 12:11】 | 恋するきっかけは秘密の王子様
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 新刊 恋するきっかけは秘密の王子様 
 お知らせ小話 です。ネタバレなしですが、先入観を持たずに読みたい、と言う方は閲覧をご遠慮ください。
 第回は、R、N、BMEです。

*、REは女性。
*○は発売前のため、伏字。
<< 前の話


N 「Rちゃん、顔、真っ赤」
R 「そ、そういうことは言わなくていいの!」
B 「あんた、照れると可愛いな」
R 「真顔で言わないでくださいってば! ど、どんな顔をすればいいのか困るじゃないですか」
B 「普通でいいだろう。ほら、台本。しっかり持てよ。読者に案内するんだろ? 俺も手伝う」
N 「僕も手伝うー」
R 「ありがとうございます、B様。Nちゃんもありがとうね」
B 「おう。ところで案内って、なに喋ればいいんだ?」
R 「まず自己紹介をしましょうか」
B 「よし。じゃ、俺からするか。あー、挨拶が遅れて悪い。『麗しの騎士』Bだ」
M 「はい、そこ、自分で自分を『麗しの』とか言わない」
B 「うおっ。○長、いたのかよ」
M 「無論、いるとも。それよりも、君の自己紹介は私的にどうかと思うが」
B 「公式サイトでそう紹介されてるんだから仕方ないだろう」
M 「ああ、そういえばそうだったね」
E 「プッ」
B 「……」
E 「……」
B 「……E、いま笑ったな?」
E 「気のせいでは? あははははは」
B 「思いっきり笑ってるじゃねぇか!」
E 「笑われるようなアホな自己紹介をするあなたが悪い」
R 「こら、E。他人様に面と向かってアホなんて言っちゃだめでしょう」
E 「どうもすみませんでした」
B 「口元がまだ笑ってるぞ」
E 「気のせいですって」
B 「気のせい? ほー」
M 「B、眼つき悪いよ。女性に対して本気で凄むのはやめたまえ」
E 「そうそう。ほら、隣でRさんが怖がってますよ」
B 「すまん!」
R 「だ、大丈夫です。でもできれば、怒るより笑ってくれたら嬉しいです」
B 「わかった。そうする」
R 「……それと、私はB様の挨拶でいいと思います。だって間違っていませんから」
E 「まあ見た目だけなら、確かに」
N 「よかったねぇ、○○長さん。R×2、僕も皆さんにご挨拶していい?」
R 「R×2はやめてくださいってば。うん、じゃあ次はNちゃん、お願いします」

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【2016/05/08 21:54】 | 恋するきっかけは秘密の王子様
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 こんばんは、安芸です。
 今月末、アルファポリス様より発売予定の『恋するきっかけは秘密の王子様』のお知らせ小話です。
 ネタバレなしですが、事前情報は一つも知りたくない! という方は、恐れ入りますが閲覧をご遠慮ください。
 小説ではありません。
 宣伝の一環ですが、少しでもお楽しみいただければと思いまして、このような形をとらせていただきました。
 続きます。

 第一回は、R、N、Bの三人です。*Rはヒロイン・ルイです。彼女の名前だけ情報公開されています。
とりあえず、ネタバレなしの自己紹介


R 「はじめまして。こんにちは、Rです。書籍発売前のため、ところどころ伏字で失礼します」
N 「えー。Rちゃん、誰に話しかけてるの?」
R 「えっとね、今月発売になる私たちの本について、読者の皆様にご案内しようと思って」
N 「ふうん、そうなんだ。どうりでお化粧していつもより可愛いと思った」
R 「褒めてくれてありがとう、Nちゃん。ね、Nちゃんも一緒に手伝って」
N 「いいよ。えーと、どんな話だっけ。確か、僕と君がほのぼのラブラブする――」
B 「ちょっと待て。違うだろうが!」
R 「わ。びっくりした」
N 「こんにちは」
B 「おう、こんにちは。じゃねぇよ! どうしてRとラブラブする相手がおまえなんだよ」
N 「あれ、違った?」
B 「よし、捨ててやる」
N 「Rちゃん、助けてー」
R 「B様! Nちゃんを苛めないでください。Nちゃん、大丈夫?」
N 「うん。首が絞まってちょっとオエッってなったけど、大丈夫―」
B 「だから優しくする相手が違うだろうが。R、あんたは俺の傍に来い」
R 「わわわ。か、肩を抱かないでください。ち、近すぎますよ」
B 「いいだろう、別に。さっきから黙って見てれば、Nとはイチャイチャしてたじゃねぇか」
R 「イチャイチャなんてしてませんよ」
N 「うん。これくらい、いつもしてるよねぇ」
B 「やっぱり捨ててやる」
R 「B様! もう、Nちゃんもふざけないの。話が先に進まないでしょ」
N 「あれ、僕のせい?」
B 「そうだ、お・ま・え・の・せ・い・だ」
N 「イチャイチャしてごめんなさい」
B 「反省してないだろう!? ったく、ほんと、油断も隙もねぇな」
R 「ほらほら、B様も、せっかくいらしてくださったんですから機嫌を直してください」
B 「俺は別に……思いがけずあんたの顔が見られたから、機嫌は悪くねぇけど」
R 「え?」
B 「だから、あんたと会えて嬉しいって言ってんだよ」

 しばらくお待ちください(進行役Rが驚いて台本を落としました)。
 
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【2016/05/07 21:43】 | 恋するきっかけは秘密の王子様
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 こんばんは、安芸とわこです。
 本日は、新刊のお知らせに参りました。

 タイトル するきっかけ秘密王子様

 アルファポリス レジーナブックス 5月末頃刊行

 イラストレーター あり子

 仕事が忙しくて恋愛どころじゃないヒロイン・ルイと死ぬほどモテるくせに誰にも靡かない騎士(ヒーロー)の物語です。
 全年齢対象、顎クイなどベタ展開あり。読後感は、にぎやか・甘め・爽やかにまとめました。
 本作はファンタジーだけど、ファンタジー要素の少ない、手に取りやすいという点では拙作の中でも一番かな、と思います。
 またカバージャケットがすごく可愛いので、店頭やインターネットで検索した際は、お手に取るかポチっとしてみてください。

 今回も無事、刊行にこぎつけられそうです。
 これもすべて皆様の応援の賜物です。心からお礼申し上げます。
 ありがとうございました!
 発売までまだ少し間がありますので、頑張って宣伝してみようかな、と思っています。

 以下、裏話第一弾? です。興味のある方のみどうぞ。
 今回のヒーローは騎士、ということで、趣味と実益を兼ねてマルタ島へ行ってまいりました!
 マルタ島と言えば。
 知る人ぞ知る、騎士団の聖地! ではありませんが、マルタ騎士団を知らない人はいないでしょう。いや、いるかな。ロードス島は有名ですが、マルタはね……知名度は微妙ですね。第二次世界大戦でも重要な基地だったのですが。
 話を戻し。
 マルタ島は、城塞都市。世界でも珍しい、生の城壁が残っています。首都バレッタは城塞都市の名にふさわしい、堀と城壁に囲まれた街でした。
 詳細は割愛しますが、物語の城塞&騎士館のモデルは、マルタ島&騎士団長の館です。本当は教会とかも出したかったのですが、教会を語ると愛が溢れて止まらない危うい事態になりそうだったので、今回は教会をepisodeに持ち込むのはやめました。また機会があれば、次こそは教会を物語の舞台にしてみたいものです。

 今回も資料集めに奔走。日本語ガイドは限られていて、欲しい場所のガイドがない!! なんてことはざらです。私が欲しい情報は、観光客向けの内容ではないので、なかなか条件に合ったものがないんですよね……。
 というわけで。
 情報の不足は、足で稼ぐ。自分の眼で見て、手で触れる。城壁をペタペタ触りまくっていた日本人は、なにを隠そう私です。写真を撮りまくっていたのもそう。海外に行くと、自分撮りはあまりしません。ほぼ、資料に使うものばかりでデータがいっぱいになります。
 物語には、まだまだ騎士団を書き切れない部分が多く、残念なのですが、愛だけは込めました。笑。
 彼らと共に、お楽しみいただければ幸いです。
 長くなりましたので、ひとまずこの辺で。
 次回また、お付き合いいただければ嬉しいです。

 引き続きよろしくお願いいたします。
 安芸でした。


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【2016/05/05 21:42】 | 恋するきっかけは秘密の王子様
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